cPanel backup vs WordPress バックアップ完全比較 – どのようなものが私のサイトに合うだろうか?

WordPressサイトを運営していると、一度はこんなことを考えたことがあるでしょう
。「もしサーバーがダウンしたら、自分のデータはどうなるのか?」
「ホスティングを移す時、すべての設定と記事をそのまま移行できるのか?」

そんな時に必要なのがバックアップ(Backup)です。
しかしここで一つ混乱する点があります。

それはcPanelバックアップとWordPressバックアップの違いです。

今日はこの2つのバックアップ方法を明確に区別し、それぞれどのような状況で使用すべきかを実務中心に整理してみましょう。


1️⃣ cPanelバックアップ vs WordPressバックアップ 比較表

区分cPanelバックアップWordPressバックアップ
実行場所サーバー管理ツール (cPanel)WordPress 管理者ページ
権限サーバー全体へのアクセス(ファイル・DB・メールなど)WordPress内部データのみアクセス
含まれる範囲✅ WordPressファイル + ✅ DB + ✅ メール + ✅ DNS設定 + ✅ SSL✅ WordPressファイル + ✅ DB(一部設定のみ)
復元方式cPanelで「Restore Full Backup」を実行プラグインの復元ボタンで復元
使用対象cPanelベースのホスティング(ガビア、カフェ24、ブルーホストなど)すべてのWordPressサイト
ファイル形式.tar.gz(サーバー全体の圧縮ファイル).zip または .wpress (プラグイン専用)

つまり、cPanelバックアップはサーバー全体のコピーWordPressバックアップはサイトコンテンツ中心のコピーと考えることができます。

2️⃣ わかりやすくまとめると

多くの方が「WordPressだけをバックアップすれば良いのでは?」と考えますが、実際にはサイトはWordPressだけで構成されているわけではありません。

  • 🖥 cPanelバックアップ:サーバー全体の複製(FTP、メール、DNS、SSLまで全てを含む)
  • 🌐 WordPressバックアップ:コンテンツ中心のコピー(ファイル+DB中心)

WordPressは「家の中の家具」であり、cPanelはその家具を置いた「家全体」です。そのためWordPressだけをバックアップすると、家は消えて家具だけが残る可能性があります。

cPanelバックアップはメール、セキュリティサーバー(SSL)、FTPアカウント、ドメイン接続情報(DNS)など目に見えない設定まで一括でバックアップするため、「サイトとサーバーを100%そのまま移行する」のに最適です。

つまり、cPanelがインストールされたホスティングではサーバー全体をバックアップでき、WordPressテーマや投稿、ページなどをバックアップするにはWordPressプラグインで代用します。

状況どのバックアップを使うべきか?理由
サイト全体の移転(ホスティング変更)✅ cPanel フルバックアップすべてのサーバー設定とデータをそのまま移行可能
記事、画像のみを軽く保存✅ WordPressプラグインのバックアップ自動バックアップで毎日コンテンツを保護
頻繁に更新するブログ✅ プラグインバックアップ + 時々cPanelバックアップ頻繁な記事修正への備え + 全体的な安定性確保
ハッキング/障害対策✅ 定期的なcPanelバックアップ環境全体をそのまま復元可能

3️⃣ cPanelバックアップの特徴

  • サーバーレベル全体のコピーWordPressファイルだけでなく、メール、DNS、SSLなど全てのサーバー設定が含まれます。
  • 復元時に完全同一環境を実現同じcPanel環境であれば「Restore Full Backup」で即時復元可能。
  • バックアップファイルの場所 /home/username/backup-日付.tar.gz の形式で保存されます。
  • 自動バックアップではない手動でバックアップを取得する必要があり、自動化を希望する場合はサーバーのcron設定が必要です。

cPanelのバックアップは単なる「WordPressのコピー」ではなく

サーバー全体を丸ごとバックアップする概念です。

そのため、ホスティング移行(マイグレーション)やハッキング・障害復旧時に最も安全で確実な復元手段として使用されます。

例えば、ガビアからカフェ24に移行する場合、両方がcPanelベースであれば、Full Backupファイル1つで完全な複製が可能です。


4️⃣ WordPressバックアップの特徴

  • プラグイン中心UpdraftPlus、Duplicator、All-in-One WP Migrationなど様々なプラグインで可能
  • ファイル + DBのみのバックアップサーバー設定、メール、SSLは含まれない
  • 自動予約可能プラグインで一定周期の自動バックアップ設定が可能
  • 復元が簡単ボタンクリック一つで即時復元可能

WordPressのバックアップはサーバー環境に関係なく、すべてのホスティングで動作します。

例えば、AWS Lightsail、Cloudflare Pages、Vercelなどのクラウド環境でも簡単に復元できます。


5️⃣ 代表的なバックアッププラグインのおすすめ

プラグイン特徴バックアップの保存場所
UpdraftPlus最も人気のあるバックアッププラグイン、自動スケジュール設定可能Google Drive、Dropbox、FTP
All-in-One WP Migrationワンクリックでサイト全体を移行.wpress ファイル(ローカルまたはサーバー)
Duplicator複製および移行のための専門ツールローカル/リモートサーバー
WPvivid Backup無料の自動バックアップ + ワンクリック復元クラウド / ローカル保存

これらのプラグインは、ほとんどの場合、無料版でも十分に使用でき、有料版では自動スケジュール + クラウドアップロード機能もサポートしています。


6️⃣ どのバックアップを使うべきか?


状況推奨バックアップ方式
cPanelを利用しながらホスティングを移動する必要がある場合(ガビア、カフェ24など)✅ cPanelフルバックアップ
WordPressサイトのみを複製または移動する必要がある場合✅ WordPressプラグインバックアップ
開発用 / ローカルテスト環境✅ FTP + DBエクスポートを併用
  • ⚙️ サーバー全体(DB + メール)をそのまま移行したい場合 → cPanel バックアップ
  • 🧩 コンテンツ + テーマのみを安全に保管したい場合 → WordPressバックアッププラグイン
  • ☁️ AWSやLightsailなどのクラウド環境なら → プラグイン + 自動化スクリプトの組み合わせ

7️⃣ 結論:状況に応じたバックアップ戦略

これまで話した内容を非常に簡単に整理してみましょう。

cPanelバックアップは文字通り「サーバー全体を丸ごとコピーして保管する方法」です。

ここで言うサーバーとは、WordPressが住んでいる家です

その中には

  • WordPressプログラム、
  • 画像、ファイル、
  • メールアカウント、
  • ドメイン設定、
  • セキュリティ証明書(SSL)まで全て含まれています。

だからcPanelのバックアップは家を丸ごと引っ越し用ダンボール箱に詰めておくのと同じです。もしサーバーがダウンしたり、ハッキングされたり、突然サイトが消えても、その箱一つでそのまま復元できます。

一方、WordPressのバックアップは家の中の家具やノート、写真アルバムといったコンテンツだけを別に保管しておく方式」です。

つまり、コンテンツ中心です

  • 自分が書いた記事、
  • ページ、
  • 画像、
  • テーマ(サイトデザイン)、
  • プラグイン設定などがここに含まれます。

サーバー全体ではありませんが、WordPressで直接操作でき、自動で毎日バックアップするように設定できるため、管理がはるかに軽くて簡単です。したがって、この二つのバックアップは競合関係ではありません。

互いに助け合う相棒と言えるでしょう。

  • cPanelバックアップはサーバーという家を守る役割
  • WordPressバックアップはその中の生活記録(記事、画像、デザインなど)を守る役割

つまりサーバーを管理する立場:サイト制作代理店ならcPanelバックアップを、

直接サイトを運営する場合のみ、WordPressプラグインによるバックアップを使用すればよいのです。

一方は大きな枠組みを、もう一方は詳細な内容を保護するからです。

要約整理

  • cPanelバックアップ → サーバー全体のコピー、cPanel対応ホスティングでのみ可能
  • WordPressバックアップ → コンテンツのコピー、全てのホスティングで可能
  • 両方を併用すれば完全な復元と安全網の確保

結局、バックアップとは「問題が起きても再び立ち上がれる力」です。

今一度クリックするだけで、後で全てを守れます。

今日すぐにバックアップボタンを押しておきましょう 🍊

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